退院後の寂しさが押し寄せる
- 2018.05.02
- 心と体のこと
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入院が終わりました。久しぶりに家におります。
退院すると、看護師さんがいない。「ご飯食べましたか?薬飲みましたか?」と尋ねる人もいない。軟膏を塗ってくれる人(皮膚科での入院なので、軟膏塗り塗りタイムが朝晩2回あった)もいない。
部屋にひとり。
…あかん、めっちゃ寂しい。
こんなに寂しいとは思わなくて、今ぼろぼろ泣いてるんですけど。
入院中、変な感覚のときがあったんです。
看護師さんに「おやすみなさい」とか「おはようございます」と言われ、「あ、はい…おやすみなさい」とか、答えるんですけど、たまに子どもに返ったような感覚がして。
そんな言葉、長らく誰かに言われたことがなかった。むしろ、小さい頃に親に言われた記憶が…あまりにも、ない。
若い看護師さんならまだしも、年齢が私より年上の女性看護師さんに優しい口調でそう言われると、なんだか「お母さん」に言われているような気分になってしまって。受け答えが自分でも分かるくらいに「あ、うん…」って、子どものような口調になってしまっているときが、数回。
「あぁ、本当に、寂しかったんだね…」って、自分の心の中にいる、子どもの私に言ってました。
私は泣き虫で。ここ最近はよく泣く。実は、退院前日の夜も、泣きながら寝たという。
そんな自分の感情も、心に押し込んでしまっていたのだと。頑張っていた、頑張りすぎていた自分がいるんだと。
少しずつ、自分への許しが深くなっています。
もっと、自分の感情を出していいんだよ。寂しいときは、「寂しい」と感じればいいんだ。
「大人になって、寂しくて泣くとかみっともない」とか、そんな見栄は必要ない。そこにある感情は存在していいものだ。
さて、入院中にはもう消灯時刻だった時刻も過ぎているので、この辺にしておきましょう。おやすみなさい。麻生直(@nao_liqcu)でした。
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